株式会社吉備総合電設
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最終回
  隕石 床下から
発見直後の
「美保関隕石」
2003年4月7日更新

 落下から四日目(12月13日 日曜日)朝六時前に目覚め、テレビのスイッチを入れたら、ニュースの時間で我が家の二階が映っていた。
 これはえらいことになったと起き出し慌しい一日が始まった。電話でラジオの生放送のインタビューを受けるやら、各新聞社、テレビ局など続々と押しかけてきた。そして、なんと明日来ると聞いていた東京の国立博物館の室長・島博士夫妻が我が家にやって来た。夫君はもう引退しているとはいえ、隕石の本まで出している人であった。
 島博士は記者団に確かに隕石と思うが確実なことは成分を測定品ければ言えない。と国立博物館へ持ち帰りを希望した。このとき初めて記者会見なるものに臨み、私の独断で国立博物館で測定分析をしてもらうことにした。厳重に梱包した隕石を島夫妻が持ち帰った後に、東京からワイドショーの取材が相次いだ。日ごろブラウン管の中で見ているレポーターが厳寒をものともせずこんなところまでやって来るのには驚いた。
 夜になって一段落して夕食にしようと電気がまの蓋を開けたらなんと飯がない・・・・
そう云えば島夫妻、新聞記者達が台所に避難してきたので、妻と娘がおにぎりを作って食べてもらったと云う。今からご飯を炊く元気は残っていないと云うので、ご飯抜きの夕食となってしまった。今でも島さんのご主人が「あのときのおにぎりはおいしかったなー」といってくれるという。
 飽食の時代たまにはひもじい思いをしてみると、食べ物のありがたさがわかるかもしれません。

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